革新と美意識が融合!次世代エレクトロロックの扉を開く96†、衝撃のデビュー作!
注目の新鋭ユニット96†による待望のファーストフル『数奇学』。dewey/dewey deltaで培った電子音楽の深い知見を持つtairaと、gravel's endでオルタナティブ・サウンドを追求してきたtakasiが織り成す、全く新しい音楽的化学反応がここに結実した。 本作の魅力は、その圧倒的な音楽的多様性にある。テクノ、アンビエント、ブレイクビーツ、シンセポップといった電子音楽の様々な手法を自在に操りながら、そこにオーガニックなボーカルとギターテクスチャーが絶妙に溶け込む。tairaの表現力豊かな歌唱は情熱と知性を併せ持ち、takasiの音像構築は夢幻的な広がりを創出する。
楽曲配列にも注目。冒頭から終曲まで計算し尽くされた流れは、まるで一本の長編映画を観るような没入感を生み出す。各トラックが独立した魅力を持ちながら、全体として統一されたビジョンを描き出すアルバム構成は見事の一言。 「レトロフューチャー感覚」「都市の夜景を思わせる煌めき」といった評価が示すように、現代的でありながら郷愁を誘う独特の美学が貫かれている。 エレクトロニック・ミュージックの新たな可能性を示す、今年屈指の問題作!
Track List:
1. Theme of 96† (A via peregrinorum)
2. Nixie
3. 八月の光
4. Orbit
5. フローラ
6. もうひとつの雨後へ
7. そのハイエナは
8. 愛夢音You
9. 存在するとは別の仕方で
10. Theme of 96† (A scriptorio)